うさうさ
うさぎ逃亡中。
と言わんばかりの表情ですね。
ちょっと睨み入りすぎた……。

稀純「追われる覚えはないんだけど。何、俺の可愛さが罪?」

言ってません、誰もそんなこと。
可愛いなぁ、稀純ちゃんv

き「可愛さなら任せろ」

き「どーよ。うさ耳付きの白のふわふわコートがこんなにも似合う美少年は貴重だぞー」

その性格がなければね。

き「なんと!?」
……可愛くない。思ったより似合わないなー、稀純ちゃんを見習え?

帝幻「ひどすぎる! ってゆーかせめて男物を着させてください!」

それ男物。正真正銘、SD少年用。モデルは凌くんだった。君らが着れてるのがその証。

み「嘘ぉ!?」
き「ははは。ほーら俺のこの可愛さを見習えー?」

うーんちょっと三白眼にし過ぎたかな。
み「見習えるか! つーかお前も男なら少しは嫌がれ、嘘でも良いから!」

嘘でも良いのか。

うーんやっぱり可愛くない。他のうちの子は可愛いのになぁ。マジミカデフォのままでも可愛いと思うのになぁ。

み「愛情が薄いです! ここは一つ俺をもっと大事に可愛がろうよ!」

無理。

み「ひどすぎる……」
き「まぁまぁ。腕組んでやるから泣くな。ほーらお望みの可愛い子だぞー?」

み「嬉しくない! 俺は可愛い女の子が良いんだ! いくら可愛くても男で、しかもお前何かやだー!」

き「失礼にも程がある。何かとはなんだよ」
き「全くもぅ……俺の一体何が不満なんだよ」
み「……男なとこ。あと性格。それから性格」

き「失敬な」

かなり拗ねた様子のミカちゃん。




み「オイ、俺は可愛い女の子が良いって言ってるんだ! なんで稀純な訳!?」
可愛いから。
み「お前もお前だー! なんでわざわざそうひっついてくるんだよ!?」
き「からかって遊ぶと面白いから」
不憫だ……。
み「しくしくしくしくしくしく……」

本格的に拗ねだした!

き「おいおい、泣くなよー」(ぽんぽん)

体育座りで拗ねる黒うさを宥める白うさ。
き「その内、お前の良さを分かってくれる女の子が現れるって」

み「うっうっうっ。ホントか?」

き「ホントホント。だから男がそんな簡単に泣くんじゃないよ」

なでなで。

稀純ちゃん、男前だなー。
しょんぼり。
み「稀純…お前って良いヤツ〜」

き「今頃気づいたのかよ」

友情の芽生え(?)