〜夢綾と遊ぼう1〜
 あーや〜。

「はいはーい。何〜?」
 
 遊ぼう〜。
「良いよー。何して遊ぼうか?」

なんだかあーやってば男前ね?
「止せやい、照れるじゃねーか」

 ねえ、それは誰なの?

「ふふ、諒圭も私の魅力にメロメロねv」

 まあ確かにメロメロですが。
「さて、遊びね。そもそも遊びとは……」

何か語り始めた!?

「……」

 あーや?

「……くぅー」

 寝てるよ!(裏手ツッコミ)
「失礼いたしました。それでは僭越ながらわたくし、夢綾がお嬢様のお相手をさせていただきます。
 よろしくお願いいたします」

 きゃー素敵ーv(ぱちぱち)
「はイッ、じゃあとりあえずシェー!!」

 しぇー!?

「残念ながら『命!』は出来ませんでした」

 挑戦したんだ!
 ああなんか今、あーやが露姫に一番血が近いって言うの、スッキリさっぱり理解できた気がするわ。

「お気に召していただけましたか」

かなり。グッジョブ!
「良し、じゃあ次は女の子だし横座り〜」

 おお、凄い凄い。
 膝砕けないように気をつけてね。

「大丈夫〜」


「うりゃ、ぶりっぢ!」
微妙に出来てないけどね……
「気にしない。雰囲気重視!」
はい。重視の方向で。


「ふー、腕疲れた」
あ、そのまま寝る体制?


「んーじゃあも一つ。
前屈〜」
おおお。体柔らかいね、あーや。


「ふ〜。もう疲れた」
お疲れ様!
ありがと、ゆっくり休んでねv



そんな訳で、一日あーやと遊んでいました。
うちで一番動けるのは、確実にあーやだと言うことが判明。
他の子は正座くらいなら出来るだろうけど、
他のことしてくれないな。
多分、本人達のやる気の問題。
あーやは、気さくな良い子です。