猫の目のような人。
それが第一印象だった。
儚げなのに何処か強い。
ただ真っ直ぐに見つめる瞳。
強く、心の内まで見透かすような猫の瞳。
その瞳が、曇ることの無いよう。
不安に揺れることのないよう。
どんな時にも見守ると誓った。
いつも気怠げに細められた魅惑的な瞳。
諦観を滲ませたその瞳が、優しく笑むことを知った。
周囲の身勝手な大人達の思惑で、
遠い異国の地に来たこの子を、護りたいと願った。
その瞳が、いつも優しく笑んでいてくれるように。
私の側にあって、笑んでくれるように。
そんな風に、互いを想い合う二人。
瞳が特徴的な義姉妹です。



お次はいつもの小話風味☆