どるぱ20!




「なぎくんがお部屋を案内してあげるのですよ〜」
はいはい。
何処を自分の根城にしたの?
「とりあえず花に囲まれてみるのですよ。
背後のはベッドなのです。でもおっきーお姉さんが寝てるから
潜り込めなかったのですよ」
賢明な判断だね!
「いらっしゃいませなのですよ。
ここがなぎくんのお部屋なのですよ」
まぁ良いお部屋。
「そこら辺に座るが良いのですよ」
何ですかその上から目線は。
「このお菓子はなぎ君の物なのですよ〜」
分かったから菓子皿に顔ごと突っ込むの止めて下さい。
「……ぐう」
菓子皿に顔突っ込んだまま寝やがった!
どんだけ食いしん坊さんですか。
「失礼したのですよ。気を取り直して
お茶の準備をするのです」
気をつけてね。
「美味しそうなのですよ〜」
つまみ食いはしちゃいけませんよ。
さっきもお菓子食べまくったでしょうが。
「さて、次は何処に行こうかなのですよ」

更に続く。