東国の誇る龍神に愛されし姫巫女・紅彩。
その彼女が、いつになく厳しい表情で着るのは
いつもと違う装束で。
それは姉姫に可愛がられる妹姫も同じ事で。
常に無い事に戸惑う妹姫に、姉姫は謝るばかり。
華南「一体どうしたというのですか。紅彩姉様?」
紅彩「ごめんなさい、貴方を巻き込むつもりは
無かったのだけど、もうどうしようもないの」

か「一体、何が……」
く「今この地では戦になろうとしています。
貴方だけでも、逃げて欲しかったのだけど」

か「戦……? 姉様はどうなさるのですか」
く「私は姫巫女です、民を、この国を守るのが私の務め。この場に留まり、戦います」
か「そんな、無茶です! 貴方1人で何を……」
く「私だからこそ、出来ることがあるのですよ。
この場は神聖なる龍神様の地。
龍神様をお呼びし、戦を終えます」
か「……ならば私は姉様をお守りするのが務め。
何人も邪魔をせぬよう、この場を守り抜きます」
『我等の国を荒らす愚か者に、神の鉄槌を!』

まだ続きます。
平和な紅彩の国だけど、こんな事があったら良いな妄想。
そして盛大に雰囲気のみです。