露姫「どーもー。邪馬台国の人デース」
うるさいな。
可愛らしく結ってあげようと本気出して
やったらこうなったんだよ。
露「それは完成予想図通り?」
うん、邪馬台国になるとは思っても
みなかったね!
結良「露姫様……諒圭様だって
一生懸命結ってくださったんですから」

結良は良い子だね!
でもごめんね、頑張ったんだけどその
ウィッグ状態悪すぎたよ……(;´д` )
ろ「面白いから別に良いんだけどね」
ゆ「露姫様、お茶でも如何ですか?」
ろ「飲む飲むー」


そして暫し少女達はお喋りに花を咲かせる。

?「重いのですよ〜」

ろ「ほえっ?」
ゆ「今、何処からか声が……」
ろ「聞こえた、よねぇ……?」
キョロキョロ。
?「下なのですよ〜」
ろ・ゆ「下ぁ?」
?「重いのです、苦しいのですよ〜」

ろ・ゆ「…………」
ゆ「露姫様、つかぬ事を伺いますが、何の上に座ってらっしゃいました?」
ろ「そこら辺にあったでかい箱」
ろ・ゆ「…………;」
とりあえずどいてみなさいよ。
ろ・ゆ「これは……」
ろ「どう見ても」
ゆ「私たちが入っていた箱、ですねぇ」

後ろから見ると髪型のしょぼさが丸分かりね;
ちなみに髪飾りはピアスですよ。
ゆ「諒圭様? これは一体……。
こんなに小さな箱というのは見たことが
ありません。
どういうことでしょう?」

ろ「次に来るのは13少年だって
聞いてたんだけどねぇ。どういう事かな?
隻眼レイズナーに振られたってのは
聞いてるけど」


喧しいですよ!
人の傷わざわざ抉ってくれちゃって!
傷心なんだから!
ろ「ま、 とにかく開けてみようよ」
ゆ「そうですね……声も先程から聞こえてきませんし」

がたがたっ!

ろ・ゆ「!?」



続きますよ〜。